【2018/11/1　心理学・スタンプカードの実験】
コロンビア大学ビジネススクールの研究チーム(2006)は、コーヒーショップでスタンプカードを配布する実験を実施しました。
店でコーヒーを飲んだお客さんにコーヒー1杯につきスタンプを1個押すという簡単な実験です。
Aタイプのスタンプカードにはスタンプを押す箇所が10個あり、スタンプが10個貯まるとコーヒーが1杯無料になります。
Bタイプのスタンプカードにはスタンプを押す箇所が12個ありますが、スタート時点で既に2個のスタンプが押されています。
こちらはスタンプが12個貯まるとコーヒーが1杯無料になる規定です。
実験の結果、Bタイプの群のお客さんのほうが多く来店していることが判明しました。つまり、スタート時点で既に報酬を得ている感じがあるほうが意欲的になることが示唆されたということです(^O^)