カウンセラーのブログ
2018年
【2018/12/3 心理学・心理的負担の実験】
今回は米国のリチャード・アルバート氏(スタンフォード大学)が行った研究を紹介いたします。
とある大学の学生達に筆記試験を2回実施したのですが、まず1回目は「これはテストのリハーサルです」と伝えてから筆記試験を開始しました。
2回目では「このテストは賞金がでます」と伝えてから筆記試験を開始しました。
結果、1回目のほうが2回目よりも10%点数が良いことがわかりました。
つまり、心理的負担がなく気楽に実施できた1回目のほうが点数が良かったのです。
この結果から、心理的負担がある場合に短期記憶(特にワーキングメモリ)が阻害される可能性があることが示唆されたわけです。
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