カウンセリング・心理学用語集
「両眼視差」
同一対象の網膜像が両眼の対応点に結像せず、ややずれた位置に結像することを、両眼非対応または両眼視差という。その際のずれの量。日常状態では、同一の対象を見る両眼の視点が左右眼でやや異なる(約6cm)ことによる。(1)1対象を両眼視するとき、それぞれの眼の真正面の方向と視方向との差(絶対的両眼視差)と、(2)奥行きの異なる2対象は各単眼に対して異なる視方向にあるが、この単眼における視差の両眼間での差(相対的両眼視差)の二つがある。なお、ステレオスコープによって人為的に両眼非対応を生じさせることもできる。網膜非対応ともいう。奥行き知覚の手がかりの一つとされる。
出典元:心理学小辞典初版第16刷(有斐閣,1988)
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