カウンセラーのブログ
2013年
【2013/7/29 心理学・社会的手抜き】
懲りずに『心理学シリーズ』ですが(笑)
まあ、わたしの備忘録なのでお許しを~。
ある運動会でAチーム、Bチームが綱引きをしました。AチームもBチームも共に体重差、握力、筋力など、物理的な力が全く同じだったとします。
でも、AチームとBチームが試合をすると引き分けにはなりません。何故でしょう?
実は、人は、自分が大勢の中の一人であると認識した場合、心理的に全力は出さなくなる場合が多いからです。つまり手抜きをするということ。
手抜きの度合いは人それぞれですので、引き分けにはなりにくいということです。こういったことを心理学では『社会的手抜き』といいます。
『社会的手抜き』は『リンゲルマン効果』とも呼ばれ、マクシミリアン・リンゲルマンさんの研究で知れ渡っております。
また、北海道大学の長谷川教授によると、働きアリの10%はサボっているとのことで、これは手抜きというよりも、10%のアリは仕事をしないという訳ですので、ちょっと意味が違いますが、面白い研究だと思いました。
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