【2020/4/01　使っていないパソコンを新型コロナの研究に参加させる】
新型コロナの研究や新薬の開発には様々なデータのコンピュータ解析が必要とのことで、特に必要とされるのが「処理速度」です。
速度が速いパソコンといえばスーパーコンピュータと呼ばれる装置です。
日本では「京（ケイ）」が有名です。
スーパーコンピュータはかなり高額ですが「京」の開発費の場合ですと約76.5億円です。簡単に普及する価格ではありませんよね。
そのような背景のもと、世界中のボランティア希望者のパソコンのパワーを使い、大量のウィルスデータを分散して解析を行う「Folding@home」というアメリカのプロジェクトがあります。
専用アプリ「Folding@home」を自宅や会社のパソコンにインストールし、常駐させておくだけで膨大な計算処理を世界中に小分けして「分散コンピューティング」を実現させることが可能となります。
新型コロナを早くやっつけてほしい気持ちが脳裏をよぎった私は事務所にある予備のデスクトップPCを「Folding@home」に参加させました。
少しでも新薬に貢献できるでしょうか。電源入れっぱなしで、いまも何かしらの処理をしています。