カウンセリング・心理学用語集
「レミニセンス」
一般に、学習後、時間経過とともに忘却が進行し、学習内容の再生(記憶実験)または遂行(運動学習)の成績は悪くなると考えられているが、それと逆に、学習直後より一定時間後の方が成績が向上することがある。これをレミニセンス現象と呼ぶ。レミニセンスの説明としては、再生までの時間経過の間に学習中蓄積されてきていた各種の制止、とくに反応性制止が消滅することをあげることが多い。
出典元：心理学小辞典初版第16刷（有斐閣,1988）
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