カウンセリング・心理学用語集
「連合心理学」


心的要素あるいは刺激要素、反応要素の結合関係により、心理的活動を説明しようとする心理学の総称。イギリスの連想心理学は感覚的経験やそれが抽象された諸観念の連想関係を内観的に分析し、あるいは連想実験を行なった。その視知覚論では、他の感覚や運動系との連合協応が重視された。ドイツのW.ヴントの構成主義心理学も連合説であり、H.エビングハウスの記憶実験は言語の連合学習である。他方、アメリカの行動主義的心理学は刺激反応の条件づけ・連合による行動形成論であり、パブロフの条件反射とソーンダイクの行動学習論がその基礎をなす。連合心理学は、要素主義的機械論的な性格が分析的科学の方法論と合致するが、全体論的心理学はその点を批判する。
出典元:心理学小辞典初版第16刷(有斐閣,1988)


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