カウンセリング・心理学用語集
「スタイルズクロフォード効果」
光が網膜の一定部位を照射するとき、光の強度や瞳孔の大きさが一定であっても、光が網膜に達するときの入射角度の違いによって視感度が異なる現象をいう。網膜の一定部位に対応する視感度は、光が瞳孔の中心部を通過し、網膜に垂直に入射するときに最も高く、瞳孔の周辺部を通過して、網膜への入射角が傾斜するほど低くなる。W.スタイルズとB.クロフォードが、網膜の中心において、はじめてこの現象を見いだした。
出典元:心理学小辞典初版第16刷(有斐閣,1988)
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