マックス・ウェルトハイマー（Max Wertheimer, 1880年4月15日 - 1943年10月12日）は、心理学者。ゲシュタルト心理学の創始者の一人。ヴェルトハイマーとも表記される。チェコ生まれ。ベルリン大学で心理学を学ぶ。偶然、仮現運動の発想（ゲシュタルト心理学の原点）をひらめき、クルト・コフカとヴォルフガング・ケーラーとともに実験を行った。その後、ケーラーおよびコフカと共にゲシュタルト心理学の誕生を告げる一冊となった『運動視の実験的研究』（1912年）を発表した。1933年に米国へ移住。没後に『生産的思考』（1945年）が刊行された。
出典元：心理学小辞典初版第16刷（有斐閣,1988）、Wikipedia（ja.wikipedia.org）